2011年2月12日
こんにちは、大阪スタジオの曽根です。 ブンデスリーガ(ドイツのフットボールリーグ)の前半戦のMVP!に輝いた 香川真司・・・・(名前がいいですね) ヨーロッパでプレーした日本人プレーヤーには 中田英寿を始め、パスを巧みに 供給するパサーは何人かいましたが、 バイタル・エリアに切れ込んで、ゴールネットを豪快に 揺さぶるドリブラーとして、評価に値するのは、 香川が初めてではないでしょうか? その香川は、FIFAの選ぶ世界の有望若手 フットボーラー、13人に選ばれました! アジア・・・ではなく、「世界の」ですからね。 世界の130人でも凄いことですが・・・ アジアカップで中足骨の骨折を負い、 戦線離脱中の彼の本当の 勝負は、これから。 本田共々、茨の道が待ち構えていることは、 想像に難くありません。 どんなプロ・スポーツでも将来を 嘱望されながら、 若くして知らぬ間に消えていった プレーヤーは星の数ほど存在します。 本国アメリカ以外では、「アメリカン・フットボール」と 称され、日本では「アメフト」なるネーミングで 知られている競技にも 不世出の天才ランニング・バックと言われながら プロで活躍しないまま、姿を消した男がひとり・・・ 皆さん、初めて目にする(耳にする)であろう マーカス・デュプリー。 先日放送されましたアメリカのスポーツ専門チャンネル ESPN製作のドキュメンタリーを観て、 28年振りに、その勇姿を目にした 感激と、感慨のままに、 皆様、 今回、文字だけの ロング・ブログです・・・・・ アメリカ南部のミシシッピ出身で、地元の高校時代に その恐るべき才能がクローズアップされ、 全米中の大学からスカウトが来て、 母親にトレーラーを買う大学もあれば、 キーマンとなる叔父に賄賂を渡した 大学もあったとかで、 空前の争奪戦が繰り広げられ、 最終的に、名門オクラホマ大学に進みました。 高校時代の試合のビデオのマーカスの プレーぶりは、大袈裟でなく漫画に登場する スーパーヒーローの世界。 高校生に混じって一人だけ異次元のプロ選手が いるといった感じで、 タックルにくる相手ディフェンス陣を次々にかわし ながら、何10ヤードも駆け抜け、 タッチダウンの山を築き上げていきました。 小さな地元の町の人々にとって、「おらが町に、 こんなヒーローが誕生するなんて!!」と 大きな誇りと共に大熱狂していた当時・・・ その頃を振り返っての市井の人々のインタビューが また、泣かせます。 マーカスには、生まれつき脚に障害を抱えた 弟がおり、母親と親子三人の暮らし。 マーカスのフットボールにかける情熱は、 自分のプレーを見て 鼓舞される弟のためという思いからも 多分にあったとのこと。 これもスポ根青春映画ばりのいい話です。 で、 最終的には、オクラホマ大学のヘッドコーチ バリー・スイッツァーとそりが合わず、 2年で大学を退学し、 地元のサザンミシシッピ大学に転入。 が、 カレッジフットボールの規定により 1年間プレーが出来ないという憂き目に・・・ そこで、後々のトラブルの元となる 黒人牧師の入れ知恵で、 NFLに対抗して出来た USFLという新興プロリーグの チームに入団!という あっと驚く抜け道を辿ることに・・・ しかし、 プロでは目立った活躍をしないまま 持病の膝の怪我を悪化させ 短い選手生命に幕を閉じたのです。 今では、地元の町で、 運送業のドライバーをして生計を 立てています。 番組の最後に生家で、 若くして亡くなった母親の思い出話を語るマーカス・・・ 埃を被った棚に幾つも並べられた マーカス学生時代のトロフィーや 記念のボール。 来客に自慢気に我が息子のことを話す 母親の姿が、 あたかもその映像にオーバーラップされるが 如く、私の目にくっきりと浮かび、 泣けましたネ。 先週行なわれた 全米プロフットボールリーグ王座決定戦 「スーパーボウル」は、 見応えたっぷりで、 初代チャンピオン、今回は格下の 「グリーンベイ・パッカーズ」優勝で 幕を閉じましたが・・・・・ 暖かな町の人々と同じ、今は 一市民であるマーカスは、 どんな思いで、その試合を観て いたのか・・・・ マーカスと彼の町の人々の 小さくてもいいので、幸せな日々が 続くことを極東の島国から 祈ります。 それでは、また(●^o^●)
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