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2007年8月23日
こんにちは。
盛岡スタジオ・三浦です。
最近涼しくて、 過ごしやすい日が続いております。
今日は悲しい話題です。
19日日曜日に知人が亡くなりました。
昨日は葬儀のため、急遽お休みを頂きました。
その方は、盛岡演劇界にとって、
本当に大切な存在で、
盛岡で演劇を始めた人、盛岡で演劇を続けている人、
盛岡に演劇公演に来る人、本当にたくさんの方に
頼りにされ、愛されている方でした。
役者もスタッフも何でも出来る才能豊かな方で、
でも、おごった態度のない、お茶目な方でした。
そして、私の友人のご主人であり、
以前ブログにも書きましたが、
来週はじまる舞台公演に、
出演してくださるはずの方でした。
昨日の葬儀は11時からでしたが、
盛岡は朝からものすごい雨と雷でした。
「涙雨(なみだあめ)」という表現もありますが、
私は昨日に限っては、そうは思いませんでした。
きっとこのお天気は、
あの方が“最高の演出”をしたに違いない、
そう思っていました。
なぜそう思ったかって。
どんなにリアルな舞台だって、
こんなに雨を降らせることは出来ないから(笑)。
お葬式の読経の最中も、
ものすごく絶妙なタイミングで雷が鳴り、
泣きながら私は、
「さすが。いいタイミングで鳴らすな・・・。」
と、心の中で思っていました。
私は身近な人が亡くなって、
こんなに悲しいと思ったことは
今までありませんでした。
安っぽい表現かも知れないけれど、
“本当の悲しみ”の深さを
この歳になって、ようやく知りました。
昨年11月に、
この方が演出された作品で、
私は小道具を担当していました。
その頃の私は、色々なことに疲れて、
精神的にもぼろぼろでした。
「この作品が終わるまで、
小道具としてやり遂げることが
出来るだろうか・・・」と考えてしまうほど、
精神的な余裕も、思うように準備する時間も取れず、
日々が過ぎていきました。
皆さんの協力もあり、
なんとか公演を乗り切って、
最終日の終演後の打ち上げ会場にて。
帰る間際の私のところに
かけよって来てくださり、
「よしみちゃん、ありがとう。
よしみちゃんの小道具は
プロの仕事だったよ。」
と言ってくださいました。
あの言葉で、
あの時の私が、どんなに救われたか。
亡くなったという知らせを受けた時、
その時の言葉を思い出し、
私は今の自分の未熟さが
本当に申し訳なく感じて。
もっと作品一つ一つに
真剣に向き合っていかなければ・・・と
思わされた瞬間でした。
来週から、公演は予定通り開幕します。
どんなことが起こっても、
舞台の幕は開くって、本当だな・・・
などと、今はぼんやり考えています。
あの方が誉めてくださった言葉に
恥じないような人生を
生きなければ。
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